日本代表 ダグル・シグルドソン監督が、3月9日、自身のツイッターで部井久アダム勇樹選手がフランス1部リーグチームのトライアウトに参加していることを伝えた。
がんばれアディ! 夢の舞台を切り開け!!
意欲新たに6日に日本を発った部井久アダム勇樹選手が現在の心境を言葉にしてくれた。

フランスに渡りトライアウト参加

博多高3年生で日本代表デビューしたアダム選手は、卒業後の活動の場を海外に求め、ドイツ、フランスなどからダグル監督のネットワークを使って候補が絞られ、6日に日本を発ってフランスに向かったもの。

所属クラブが決まれば中央大学に進学しながらも、世界最強国フランスでのプレーが可能にな
る。

現地では代表コーチの舎利弗学さんの助けを借りながら意欲的に練習に取り組んでいる様子。写真のRagnar Oskarssonさんはダグル監督と同じアイスランド出身でダンケルクなどフランスのトップチームでプレー経験があり、現在は所属するセッソン・レンヌのコーチを務めている。

3月2日の卒業式を終えたあとのアダム選手から、"怒涛の3年間"と称した高校生活の思いを込めたメッセージが届いているのでご紹介しよう。

いま夢のスタートラインに立つために懸命なチャレンジをしているアダム選手に力いっぱいの応援エールを送りたい!

がんばれアディ! 輝く未来を切り開け!ーー

「とにかく結果で恩返を!」

『正直まだ高校生活が終わったっていう実感はないんです。

というのも本当に濃すぎた3年間で手術もしたり大きな挫折もあったし、今僕が脚光を浴びてるのは3年間のうちのほんの一部であって、そこに至るまでは色々なことが沢山あったし沢山の苦しいことを乗り越えてきたからこそ今の自分があると思います。

本当そんな怒涛の3年間が終わったっていうのもまだ信じられないというか、そんな感覚です。

それに振り返ってみると本当に沢山の人にささえられてたなと感謝の気持ちでいっぱいですね!

これから夢へのスタートラインに立てることは、とてもワクワクしてるし楽しみです。少しみんなに会えなくなる寂しさとかもありますけど、とにかく結果で恩返しします。

3月5日 部井久アダム勇樹』