本日午後のTVの情報番組は各局ともインターハイ大阪府予選・男子決勝戦に関して多くの時間を割き「ハンドボール」がクローズアップされていました。

とても悲しく辛かったです。なぜなら大阪高体連ハンドボール専門部がこの問題を調査、検証し、誠意を持って正確なアナウンスがなされ、すでに当該選手を含む関係者も謝罪に足を運んでいます。

※大阪高体連ページ(写真も同)↓
http://hand-osaka-hs.main.jp/

しかし、その後、一部週刊誌がこの問題をセンセーショナルに報じたことにより、掲載された情報がベースになり、TV番組が後追いする形でハンドボールの「局面」をえぐり取り、まさに火がついてしまいました。

アンフェアな週刊誌情報が火元に!

週刊誌報道と高体連アナウンスが大きくかけ離れているのは歴然ですが、各局は週刊誌サイドの一方に偏った情報に立ち、そこからの番組作りにあたったのは明白です。

その方が視聴者的にインパクトが強く、サッカーW杯日本敗退後で話題を求めていたTV各局が、まさに"格好のネタ"として食らいついていったのです。

情報はフェアでなければならないし、ちょっと冷静に考えれば、各社が報じた試合前日のSNSが「犯行予告」などとは違う類のものなのは分かるはずです。それを意図的に結びつけ、さらには日大の悪質タックル事件につなげようとしていることも!

今回の「加害者」とされる側も、名誉毀損の訴訟に踏み切ることを検討しているとも聞いています。そうなれば事態はどう推移していくか、、、

予想もつかない荒んだ状況が「ハンドボール」の今後に待ち受けています。

たったいま同じ世代の高校3年生選手たちが中心となるユース代表(U–19)チームが香港の東アジアU–22選手権に出場して懸命に戦っています。本日対戦した台湾はフル代表にあたるチームとのことです。

許せない大人の歪んだ感情!!

そんな年上のチームを相手に彼らは必死に戦いました。そして、後半なかば過ぎに4点ビハインドを背負いながらドローに持ち込んだのです。

ユース代表も大阪インターハイ予選決勝を戦った両チームの選手たちも、みんな大好きなハンドボールを力いっぱいがんばっています!!

日本からの錯綜する情報が伝わってきても、目の前の試合に集中してのファイトでした!!

がんばっている選手、それも若い高校生ボーラーが大好きです。いまも今後もずっと熱く応援したいものです。大人たちの歪んだ感情により「ハンドボール」を「泥仕合」にしないことを切に切に願っています。

ぜひ、大阪高体連ハンドボール専門部ページをご精読ください。そしてハンドボールを応援しましょう! がんばろうハンドボールです!!

以下は香港の東アジアU-22選手権で奮戦しているユース代表! だれもが大好きなハンドボールをがんばっているんです。