ハンドボール新王国・沖縄を象徴する素晴らしいイベントがあります。24年もの歴史を重ねている「嘉陽宗陰杯争奪 沖縄ハンドボール女子リーグ」がそれ!

女子リーグが22日間で県内転戦!

 今年度も昨年11月3日に開幕し、8チームによる総当たりリーグが県内各地を転戦して行われ、2月2日・琉球大学体育館で最終日を迎えました。
 22日間を使って行われた恒例のリーグ戦は、土曜や日曜などの休日ばかりでなく平日夜の20:30からの開催も半分近くあるなど、沖縄女性ボーラーたちの熱〜いハンドボールマインドが感じられます。

 今回は那覇西クラブが全勝優勝を飾りました。 

1位・那覇西クラブ、2位・宜野湾ガス、3位・沖縄国際大学、4位・琉球大学、5位・八重山クラブ、6位・名桜大学、7位・マミーズ、8位・東風平クラブ

(※動画はリーグ最年長のマミーズと最年少の沖縄国際大の対戦からで伊良波リサさんのFacebookからシェアさせていただきました)

ただハンドボールが好きだから!

 24回も大会を続ける理由をたずねると「ただハンドボールが好きだから!」と口をそろえる選手たち。

 登録人数は1チーム20人までとし、大会途中における追加登録も認めるなどといった申し合わせ事項には、女性レフェリーの育成を狙いとして、審判アドバイザーとの変則ペアを可能とし、女性レフェリーの前後半チェンジ制を取り入れ、ジャッジレベルを保つような配慮がなされています。
 また、得点王、7mスロー阻止賞など個人賞があるため、しっかりしたオフィシャル、記録管理がなされているのも好感が持てます。
 さらに、各試合ごとにゲームに出場した選手が、自チーム及び相手チームそれぞれの中で最も印象に残った選手に投票し、各チーム内で最多得票を獲得した選手8人を優秀選手として表彰するのも沖縄女子リーグならではのシステムです。

来年は25回大会の記念式典を予定

 来年は25回大会で記念式典を予定しているとのこと。下は小学校から中学、高校、大学、社会人、そしてトップには日本リーグの琉球コラソンと、数多くの強豪、好チームがずらりと並び、この女子リーグも沖縄のハンドボール文化がしっかりと根付いている様子がうかがえます。「さすが新王国」と言わざるを得ません。ますますの発展を期待したいものです。