イッセイ(右)とレヴィの高校生ペア

育成年代に応じたルールの適用

イッセイが笛を吹いたので、再びU −10の試合観戦。

このくらいの子たちでもハンガリーでは数ヶ月に渡る「リーグ戦」がありますが、コート小さい、ボール柔らかい、時間は15分(全員に出場機会を与える義務あり)など、ルールが少し違います。

でも最大の違いは「得点をつけないこと」

いつからこうなったのかは不明。イッセイがU-10の時はありました。

ゲームで点をつけないこと、つまり勝敗をつけないことが良いのか悪いのか…

私は専門家ではないので、にわかにどちらが良いと判断する能力はありません。

勝敗よりも大切なものがある!

が、🇭🇺ハンドボール協会は、このくらいの年齢の子にとっては目先の勝敗で一喜一憂するよりも(子だけでなく、コーチも親も 笑)、もっと大事なものがあるだろう…と考えたのでしょう。

もう一つ、今日はちょっと へぇー👀でした。

応援でものすごく熱い親がいて、イッセイとレヴィの高校生審判ペアのすぐ傍からわーわー言ってたんですね。「もっと厳しく吹け!💢」と。

「もっと厳しく吹け!」の声に…

どうするのかな〜、無視するのかな〜、それとも圧力に負けて厳しくするのかな〜??? 私の方が😨だったんですけど、

「落ち着いてください。このくらいの小さな子たちには、絶対守らせるべきルールと、少し大目に見ても良いもののガイドラインがきちんとあるんです。大人と同じルールで厳しくしすぎたら試合が面白くなくなります」
と言って走り去り、あとは淡々と吹いてました。

イッセイに後で聞いたら、「まぁ 完全に無視するのもどうかなと思って」とのことでした。

びっくりしたなー。そして、嬉しかったなー。



(以上が亜子さんのスレッドです。さらにコメントのやり取りで、ハンガリーの大きな流れについて以下の言葉を続けました)

プロ育成は14−5歳くらいから

ハンガリーの協会も試行錯誤で最善の方法を探っているという感じ。そのため、毎年リーグのルールや編成が変わるんです

ただ大きな流れとしては、やはり勝つこと至上主義ではなく、子どもたちがどう喜んでハンドボールをするかに行ってますね。

プロ育成は、14−5歳くらいからで。

あと協会は保護者教育もしていて 笑
動画を作ってましたよ。

「本人の力が伸びるよう支援しましょう、チームメイトや兄弟と比べるのはNG」とか。