19日朝9時にスタートするハンドボールチャンス西日本集中豪雨復興支援プロジェクト「ASOBO−YA」を前に、この5月17日夜、熱い2人が名古屋に集合しました。
チャリティイベント代表の鍋島 淳一 (Junichi Nabeshima)さん(写真左)と、つねに彼をサポートしてきた浜岡 真雄さん(右)です。

諦めない気持ちと多くの協力で実現

Facebookグループサイトの「ハンドボールチャンス」で支援プロジェクトの呼びかけをしたのが昨年9月。すぐにも全国各地から温かい支援の輪が広がり、いろいろあった困難も、その度に諦めない気持ちと多くの人たちの協力を得て乗り越えてきた2人です。
そして明日、メインインストラクターの藤本 純季選手、サポートの佐伯 綾香 (佐伯綾香)選手と合流して車で岡山へ向かいます。

ここにきてチャンスファミリーからの大切な支援金をどう有効に使うかで方針変更となったのが、真備町から参加小学生たちを運ぶチャーターバスを当初の大型から小型にしたこと。 その差額を鍋島さんの発案でハンドボール1号球を購入して真備町の仮設小学校にプレゼントすることになりました。

ハンドボール1号球60個を贈呈へ

その数、なんと60個。浜岡さんのお兄さんがモルテン社の生え抜きOBということもあり、今回のチャリティに賛同して少なからず応援してくれたのも嬉しいことでした。
ボールはモルテン社の推奨球で、もちろんドリブルもできるし、ゴムではないのでドッジボールで顔にぶっけられても痛くないという優れもの。

そのボールをイベント翌日の20日(月)に鍋島さんが小学校まで届ける段取りだそうです。
学校に電話をした彼によれば、ちょうどボールが足らなくて困っていたそうで、校長先生たちにいたく感激されたとか。
今回のチャリティイベントがきっかけとなり、ハンドボールに縁のなかった真備町から1人でもハンドボーラーが誕生したらこんな嬉しいことはありません。

がんばれ真備!笑顔満開になあれ!

会場となる下津井中学校は、おりひめJAPANの角南 唯 (角南唯)、角南 果帆 (Kaho Sumami)選手姉妹の出身校で、かつて春中優勝を遂げた伝統校です。
当日は下津井町婦人会の方たちが昼食の炊き出し応援におおぜい駆けつけてくれるとか。

「ありがたいですね」と口をそろえた2人は合流したこの夜も食事しながら、こうしよう、ああしようと熱い口調で作戦会議していたのは想像にかたくありません。
お疲れ様です。もうしばらくがんばってください。 終わったら2人で号泣なりなんなりしてください!(笑)
全国のチャンスファミリーも熱く応援しています。どうぞみなさんも19日の「ASOBO-YA」に応援エールを送っていただければ幸いです。