辛くも1点差で逃げ切る!
フランスリーグ2部のシャルトルに所属する日本代表の土井レミイ杏利は、12月8日のBESANCONをホームに迎えての12節のゲームに出場。
下位に低迷している相手とあって楽勝と思いきや、スタートから先行するもののなかなかセーフティリードを奪えず、後半なかば過ぎには逆転を許すなどで地元サポーターをやきもきせた。
54分に再逆転したあと57分に26-24と2点リードしながら、ダメ押し点を奪えずに58分には1点差に詰め寄られた。
それでも必死のディフェンスで同点を許さず、そのまま26-25で辛くも逃げ切った。これでシャルトルは通算8勝1分3敗。勝点1差で追う首位のISTRESも勝利したため首位奪回はならなかった。土井は前半26分に得点(1/2)した。
年内は12月20日のLIMOGESを残すのみ。12位の相手だがアウェイゲームはなにが起きるかわからない。まして、1位のISTRESから6位のCRETEILまで、それぞれ勝点1差で追走する激しい首位争いが続いており、どの試合も1点を争うクロスゲームばかり。今年最後の試合をきっちり勝ち切って新年を迎えたいところだ。
14チームが2回総当たりで順位を争うリーグは、1位なら自動昇格となるが、2位から5位までの4チームはホーム&アウェイでトーナメントを行い、その勝者が1位とともに1部に昇格する。1部との入れ替え戦は行われない。
2位以下は4試合を戦わなければならず、シャルトルセブンは「言うまでもなく1位を狙うしかない」(土井)と大混戦のリーグにあって表情を引き締めている。
BESANCON戦のフルマッチ映像は↓
https://www.chartres.live/fr/videos/match-cmhb-28-vs-nice-426.html
ダグルJAPAN合流で国内初見参へ
日本代表のターゲットは来春1月18日からのアジア選手権(韓国)。上位4ヵ国に与えられる2019年世界選手権の代表権(アジア大陸枠は3だが、カタールが前回の世界選手権でベスト8以上になったため1枠増に)がかかっているため、2020年東京のためにも切符獲得は至上命令、そしてアジア制覇をターゲットとしての雄々しい戦いを期待したいもの。
日本選手権後の12月25日に日本を発ってアイスランドでの強化合宿に臨むダグルJAPANと26日に現地で合流予定。
「無事メンバーに選出されればアジア選手権に出場する予定です」と土井選手。そうなれば7月の日韓戦では見られなかった彼の勇姿が1月13日のバーレーンとのナショナルマッチ(東京・アリーナ立川立飛)でお披露目となる。
日本代表としての国際マッチは今回が初めて。ぜひ会場に足を運んで本場仕込みのダイナミックなプレーを目前にし、土井はもちろんダグルJAPANに熱い声援を送ってほしいものだ。
バーレーン戦のチケット案内は↓から
http://handball.or.jp/system/prog/content.php?sd=g&c=4&sc=1&article_idno=89
現地の活動がSportivaで!
また、「本場ヨーロッパで戦っている男女2人の日本代表は何者か?」の見出しとともに、デンマークの池原綾香と合わせてSportivaに紹介された。 なんと、あのカメラマンの田口有史さんがライターも担当して 興味深い記事に仕上がっている↓
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/other/2017/12/01/___split_5/amp.php