ハンドボール王国・デンマークに研修留学している阿部直人さん(法政二高)からの今回のリポート「From Denmark」はデンマーク代表の次代を担う巨人  ニコライ・マークセン選手に注目しました。※トップ写真はニコライと阿部さんジュニア兄弟

ニコライ選手のプレー集⬇️クリック⬇️https://youtu.be/9vto6BDO2GU

【ニコライ・マークセン】

現在、デンマークリーグ2位のBSV-Silkeborgに所属している、レフトバックの選手です。

10月末のヨーロッパ選手権予選リーグでは、デンマーク代表としてミケル・ハンセンと交代で出場していました。ウクライナ戦では、ハンセンがスタートから出場。ハンセンを休ませるタイミングでこのニコライが出てきますが、ハンセンに劣らず素晴らしいパフォーマンスをします。

ロングだけでなく多彩な選択肢

この選手の最大の特徴。

身長212cmです。

190cm以上の選手が当たり前のようにいる中で、さらに頭ひとつ出ています。それでいて、ただロングシュートを打つだけでなく、1:1、ポストへのパス、周りに合わせてカットインなど選択肢がある選手です。

ハンセンがいて、さらにニコライ。

日本が世界選手権やオリンピックで、このような国に勝ち、メダルを取るためには

普通にディフェンスしていては、あらゆる選択肢を持たれ、シュートを打たれればGKは未知なる打点からのシュート

ただでさえ、すべてを守ることはできない競技。

個人的には、失点を恐れず、思い切って何かを捨ててチャレンジし続けることが必要だと思っています。