ハンドボール王国・デンマークに研修留学している阿部直人さん(法政二高)が現地でよ"気づき"をリポートする「From Denmark」。今回は松ヤニ使用をベースにしたスローとキャッチがテーマです。
強烈な松ヤニの粘着力
デンマークでは、日常の練習や試合はすべて体育館です。
U–12までは、松ヤニは使用していません。U–14(13歳、
こちらで使用している松ヤニの粘着力は強烈です。
試合のリバウンドのときに、ボールが「コロコロコロ、ピタッ」
冒頭動画をご覧ください。ゴール横のスポンサーの壁にあたった後、ボールがピタッと止まってしまうのがおわかりいただけると思います。
手のひらも密着させて鷲掴み
そして、手首、肘、肩の使い方の練習方法が確立されており、
ボールの回転は、なんと表現したらよいか難しいのですが、
握り方は、
力強く握る必要がないから手首もロックされず、
体格の大きい、
片手キャッチの頻度に驚き
キャッチ。
このようなボールで、
片手キャッチも容易にしています(
試合での片手キャッチの頻度は、
日本では、中学生・高校生のほとんどはグランドで練習。
中高の先生方は、自分のチームで成果をあげるために、

世界に通用する「日本式」構築を
これだけ環境やボールが違うので、当然、
しかし、最終的に国際試合ではこのようなボールで、
日本の中高生の環境を急に変えることは難しいと思うので、
「日本流」「日本スタイル」
※年末年始に一時帰国しますので、「From Denmark」はしばらくお休みします。