大きく勝点伸ばしてランクアップ!
14チームで争うハンガリーリーグ1部で徳田選手のダバシュは20戦7勝3分10敗で7位。このところの6試合は4勝1分1敗(後半からではもう1勝プラス)と勝点を伸ばし、チームは絶好調です。
まず15節のVecsés戦を33ー19で勝利したあと、続くGyöngyösに28ー29と惜敗して嫌なムードが漂いかけたものの、17節のKomlóに30ー28、18節のCeglédにも30ー25と勝利を握り、「大事な試合で連勝できました。2試合とも退場が多く、荒れた試合だったけど勝ててよかったです」と明るいコメントをアナウンスした徳田選手。
さらに19節のCsurgoiには26ー26で引き分けながら、「リーグ4位の相手にアウェイで勝点1を取れたのはチームとしてとても大きいです。個人としても40分弱の出場で5得点。引き続きがんばります」と力強い言葉を口にしています。
そして20節(3月16日)の Budakalasz戦を27ー23と勝利(徳田選手は2得点)して7位へとランクアップしたのです。
最大限に自分をアピール!
同じRBでモンテネグロの長身左腕選手が先発出場し、前半25分くらいになって出番が回り、後半も同様で短い出場時間の中で最大限に自分をアピールするケースが続いているようです。
それでも「最近はシュート確率もよく、出場時間も増えています。5ー1DFのトップをすることもあります。得点でもっとチームに貢献したいです」としっかり前を向いた徳田選手です。
現地の温かい応援に感謝!!
そんな彼に頼りになるのが、このHANDBALL@STATIONでもおなじみの 鷲尾亜子さんや小林猛さんらの存在だ。とくに小林さんには「いつも試合を見に来てもらって心強かったです」と言いつつ、「3月初めに日本に帰られたので寂しいです。これからもいい結果を報告できるようがんばります」と感謝の言葉を口にしました。
「私が今まで新之介くんの試合を観てきて、得意とするスピードを生かしてゴールを狙うシーンが大好きでした。ボールをもらう前の動きが素晴らしく、そこからのフェイント、パス、シュートで相手ディフェンスを苦しめていたようです。これからさらに活躍してほしいですね」とエールを送ってくれた小林さん。
「ありがとう小林さん!」
もともと 岡山理大附高(岡山)でハンドボールキャリアがある小林さんは「海外で活躍する選手を見て、さらに海外へ羽ばたく選手が増えることを願っています。ハンガリーでの試合観戦は、たくさんの仲間と声を出して応援できて楽しい思い出になりました。そこからFBで日本のハンドボールファンと繋がりが持てて嬉しい限りです。日本に戻ったらハンドボールの大会を見に行きたいですね」と言葉を弾ませました。 きっと今ごろはネットを駆使して徳田選手の動向を追いかけているに違いありません。
⬆️は小林さん撮影による動画です。またトップ画像は現地応援グループの1人、後藤将太さんが16日の試合で撮ったもの。後藤さん、これからも応援、リポートをよろしくお願いしますね!
Final4の相手はヴェスプレームに
さて、2月15日のハンガリーカップ準々決勝(ファイナル8)でFerencvarosを26ー23で破ったダバシュは、チーム史上初の準決勝(ファイナル4)に進出しています。 その対戦相手はあのヴェスプレームです。鷲尾さん情報によるとテレビ放送があり、日本でも視聴可能ではとのこと。詳しいことは後日お知らせしますのでお楽しみに!