世界選手権1次リーグ4戦目はアイスランドと対戦。2008年北京オリンピックで銀メダルを獲得した北欧の伝統国が相手だ。
開始10分までに3ー6とアイスランドに先行されたものの、じわじわ追撃して19分に渡部のミドルで7ー7と同点に並んだ。
アイスランドと互角に渡り合う
その後もメンバーを頻繁にチェンジさせながら互角の展開に持ち込んだ日本は、門山、吉野の連打で27分には12ー11と逆転に成功。ここで一気にたたみかけたいところだった。
しかし、前半折り返しを目前にしてアイスランドに7mスローとインターセプト速攻を許し、渡部のサイドシュートが惜しくクロスバーに嫌われ、1点ビハインドで前半30分を終えた。
後半がスタート。ここまでの大会3試合とも失点がかさんだ後半の開始10分を無難に戦い、先行するアイスランドにピタリと食いついて中盤から終盤へと試合が進んだ。
50分過ぎに甘いパスをインターセプトされて18ー21と3点差とされるが、宮﨑からのアシストを受けた吉野がサイドから加点したのに続き、渡部がセンターからクイックのミドルを鮮やかに突き刺した。
54分20ー21と差は僅か1点。たまらずタイムアウトを請求したアイスランドに対し、勝負とばかりにダグル監督の熱いゲキが飛んだ。
残り6分で1点差に迫るも…
しかし、ここからアイスランドが底力を発揮した。日本はパルマールソンに中央突破されたあと、ポストへのパスが繋がらずに速攻を許して手痛い連続失点!
さらにアイスランドの高めのディフェンスに手を焼いて得点チャンスをフイにしたあとサイドを破られて傷口を広げた。
残り1分を切ってから徳田のカットインで意地を見せるが勝負あり。結局はスペイン戦に続く4点差をつけられ、21ー25で苦杯をなめた。
続く1次リーグ最終戦(日本時間17日23:30〜)は同じアジアのバーレーンと顔を合わす。この1年の対戦で4戦4敗と分が悪い相手だが、なんとしても初勝利がほしい。がんばれ彗星JAPAN☄️