[wc_row]

[wc_column size=”one-half” position=”first”]

[/wc_column]

[wc_column size=”one-half” position=”last”]

当たり出したら止まらない! ダイナミックで大胆な動きから「クレージーセーブ!」を連発! 派手なパフォーマンスでスタンドを沸かすシルヴィオ・ハイネフェッター(Silvio Heinevetter)は、この6月来日するドイツ代表で注目している中の選手の1人だ。

[/wc_column]

[/wc_row]

Shinとともにブンデス1部に昇格!

身長194㎝ 33才。ダグル・シグルドソ監督が日本に来る前までドイツ代表とともに采配を振るっていたのがブンデスリーガのフュクセ・ベルリン。

ハイネフェッターはその強豪チームの守護神であり、Shinこと植松伸之介さん(明星大男子ヘッドコーチ、日本男子ユース代表監督)とは、かつてのチームメイトだったのだ。

2000年に単身ドイツに渡ったShinが身を投じたのが当時ブンデス2部のコンコルディア・デーリッチ。誰の手も借りず、孤独と戦いながらセカンドチームからのスタートだった。少ないチャンスをものにしてファーストチームに駆け上がり、それも左サイドのレギュラーを勝ち取ったShinは、まさに日本選手の海外チャレンジのパイオニアとなった男だ。

 上は1部昇格を勝ち取った思い出の写真集。市内パレードのあと市庁舎階上でタオルを振っているチームメイトを尻目にシャンパンを飲んでいるのがハイネフェッター。スポーツイベント2005年7月号で夢をつかんだShinを特集したのは私にとっても忘れられない思い出だ。

 そして、04~05シーズンで2部リーグ優勝を飾り、夢にまで見たブンデスリーガの舞台に上り詰めた。

その時、昇格の原動力になったのはShinとともにセカンドチーム時代を過ごした若い逸材たち。ハイネフェッターもその中の1人だった。

人気と実力を兼備したスター選手

「彼はデーリッチでプロをスタートし、マグデブルグを経て現在ベルリンでプレーしている人気と実力を兼ね備えたスター選手。若い頃から才能溢れるアグレッシブで奇抜なキーピングで世界でもトップレベルのGKですね。

パートナーは年上(51才)のドイツ人女優ですよ」と微笑んだShinだった。

ダグル監督とも師弟関係

3年前にドイツにいたShinに会いに行った時、現三重バイオレットアイリスBMの梶原晃さんのエスコートでベルリンのホームゲームを観戦した(写真㊤)。その試合はダグル監督のもとハイネフェッターの活躍もあってチームはがっちり勝利。

その後、ダグル監督はドイツをヨーロッパ選手権優勝、そしてリオ・オリンピック銅メダルを獲得して世界ナンバーワン監督の称号を得た。

絶対に見逃せないドイツ戦

それからダグル監督は日本代表の指揮官となり、こうしてハイネフェッターら苦楽をともにした愛弟子たちのドイツ代表と対戦することになった。

それぞれの球歴がクロスして迎えたJAPAN CUP2018。

6月13日徳島、6月16日東京の2試合とも、これはもう見逃すわけにはいくまい。