【最後に】
昨年4月にデンマークに来て1年間、世界一(男子)の国に身を置き、いろいろなことを学ぶことができました。
指導法・育成・普及・運営(協会・各チーム)・強化などいろいろな観点がありますが、僕は主に「指導法」と「強化(大人の)」に焦点をあてて、行動してきました。(とくに男子を中心に)
実感した「伝え方」の重要性
「なぜ強いのか」
「日本とは何が違うのか」
「どうすれば対等に戦えるようになるのか」
日本で考えていたこと、想像していたことと同様なこともありましたが、違うことも、間違って考えていたことや解釈していたことも本当にたくさんありました。
それだけに「伝え方」がとても重要であるとも思いました。
勝てる確率を少しずつ上げる作業こそ
僕もこのリポートでは、個人的な見解も多少書きましたが、基本的にはこちらの「現状」を報告することに徹してきました。しかし、「感じ方」「捉え方」も人によってはぜんぜん違ってくるものだとも思っています。
ただ、例えば今ヨーロッパの強豪国に勝てる確率が5%だとしたら、それを10%、15%、20%と少しずつ上げていく作業が必要だと思いました。そのためには、戦術とか技術だけでなく、いろいろな要素が必要であるとも思いました。
多くの経験、出会いに感謝!
この1年間、本当に多くの経験をさせていただき、多くのことに触れさせていただきました。
それは、簡単に文章で書ききれるほどではありません。
そのため、帰国後になんらかの機会を通してお伝えできればと思います。
最後まで読んでいただき、「From Denmark」におつきあいいただきありがとうございました。