中学生クラブの輪が広がる
関東での中学生クラブ(U−15)大会は、6月と読売旗大会の予選を兼ねた11月、そしてこの3月と3回あり、今大会は小学生を含む小中リーグも加え、男子7、女子5チームが参加して行われました。
中学に進んでハンドボール部のない選手たちに活動の場を与えたいと、熱心な小学生指導者らで結成されたチームがほとんどで、今回新たに東京の小金井クラブや関東以外からもHC山形の参加もあって中学生クラブの輪が広まりました。
地域超えた連帯を
朝9時から次々と試合が進行。中学3年生にとっては中学のラストステージでもあり、コートサイドの懸命な声援も加わって会場は熱いムードに包まれました。
中学生クラブの拡充は日本ハンドボールの大きなテーマ。大会を主催した首都圏U-15ハンドボールクラブ連盟代表の高橋鉄さんは「年々レベルアップしています」と目を細めながら、「新年度は各地の中学生クラブの励みになるよう、もっと広い会場を用意して地域を超えたチームの参加も呼びかけていきたいです」と意欲をのぞかせていました。
毎夏大阪で開催される中学生クラブカップと並ぶ東のシンボル大会として発展する期待がふくらむところ。これからも全国の中学生クラブチームに注目、応援をしていきたいものです。
・今大会参加チーム
HC栃木
HC千葉Jr.
山梨市HC
小金井HBクラブ(東京)
HC SAITAMA(埼玉)
つくばHC(茨城)
豊里HC(茨城)