若手を支えるベテランの存在

今回のハンガリーチームについて、Kim Rasmussen/キム・ラスムッセン監督は、テレビのインタビューで、「若い子ばかりで経験が乏しいのでリスキーと言われるかもしれないが、勝ちたいというハングリー精神をかった」と述べていました。でも同時に、若手を支えるためのベテランも要所要所に配置していると加えています。

そのベテランの1人が、私の好きなKovacsics Anikó/コバチッチ・アニコー選手です。
現在、ハンガリー代表のキャプテン、またFTCのキャプテンでもあります。
彼女はチームが苦しい時に持ちこたえる、風向きを変えるような人。コートの中でも外でもみんなの支えになっているようです。

アニコーのキャプテンとしての真髄ともいえるのがこのシーン。
何度見ても胸が震えてしまいます!
昨季、ノルウェーVipersとの試合(EHF CL)。26-26で最後20秒、相手の攻撃と絶体絶命のところ。最後の6秒でアニコーがカット。そしてゴールまで稲妻のごとく駆け抜けゴール!

https://www.youtube.com/watch?v=7yBMRu0eNC8

もう一度巻き戻して、アニコーがパスカットの前、どんな位置にいたのか見てみると、もう驚異的ですね。👏👏👏

ちなみに、アニコーとは、彼女が彼氏(ハンドボール選手で、圭君、新之介君のいたダバシュ所属)の応援を愛犬と一緒にしている写真を撮らせてもらって以来、たま~にやり取りしてますが、いつも本当にきちんとした人です。
※(圭君=田中圭選手・湧永製薬、新之介君=徳田新之介選手・豊田合成)

楽しみな選手たちの「おしゃれ」

最後にプレーとは関係ないですが、私が楽しみにしていること。
それは、選手のおしゃれです(笑)
特にヘアスタイルですかね。
ヨーロッパの選手はロングヘア率がとても多くて、単純なポニーテールとか、三つ編みポニーテール、斜めからの編み込みとかいろいろなんですよ。同じ選手でも試合によって違ったり。

ジュールでは、アモリム選手(ブラジル人)が、いつも他の選手のヘアメイク担当らしく(笑)。そんなことを見るのも楽しいですね。

メイクはしている人、してない人で分かれますね(汗でベタベタするのが嫌としない人も多いですね)。
ネイルは、国旗カラーだったりすると思います。

以前は、スポーツ選手がちゃらちゃらおしゃれして、なんていう考え方もありました。
おしゃれに関心がないのならおしゃれする必要はないですが、おしゃれして気分が上がるのであれば、ぜひしてほしいと思います!
そのあたりもぜひご注目を☆

スペインのペナ選手の髪形は、夜会巻き?みたいなエレガントなもので、いつもどうなっているのかと思ってましたが、ある時、構造がわかりました(そしてその時、苦痛のタトゥーも 笑)
ペナさん、とても気さくな人でしたよ。

※写真はFTCホームページより(https://www.fradi.hu/kezilabda/noi-kezilabda/hirek/vacon-keresztul-juthatunk-debrecenbe

髪型といえば、ノエミちゃんは斜めからの編み込みが多いです。

全身全霊を注いでいる瞬間の美こそ

1つ付け足しです。
スポーツは、技や戦略、駆け引きなどなど、いろいろ面白いところがあるのですが、私はやはり、選手の一瞬の表情を見るのが好きだし、最も惹かれるところなんですね。
メイクしている、ヘアが素敵、と言う人は世の中に溢れるほどいますが、スポーツは全身全霊を注いでいるその瞬間の美なんですよね。そして喜びの笑顔にも、偽りはありません。
長くなりましたが、世界選手権、盛り上がりますように!

※鷲尾亜子さんの世界選手権キーパーソンチェックVol.1

※鷲尾亜子さんの世界選手権キーパーソンチェックVol.2

※鷲尾亜子さんの世界選手権キーパーソンチェックVol.3